前回の記事では、ドミニカ共和国の基本情報をご紹介しましたが、今回はサントドミンゴの歴史観光についてじっくり紹介していきます!
メインはソナ・コロニアル(歴史地区)。サントドミンゴの市街地にあるこの地区は、コロンブス到達から植民時代、独立の歴史を辿ることができます。
コロンブスが最初に到達した新大陸の島は今のバハマのサン・サルバドール島。そこから後の航海でサントドミンゴに植民地を開くことになります。そこには新大陸(南北アメリカ地域)で初の病院、教会などが残されています。
ニコラス・デ・オバンドによって建設されたと言われるこのソナ・コロニアルにはたくさんの訪れるべき場所があります!また、ソナ内は歩いて移動できるので、観光にも最適です。それではご紹介していきます!
コロンブス公園・コロンブスの像。エリアの中心にあり周囲にはレストランやこの後ご紹介する大聖堂があります。かの有名な、アメリカ大陸を発見したコロンブスが今のサントドミンゴの位置に新大陸開拓の拠点を作りました。
次はオサマ要塞。この要塞はエリアの端の川沿いにあるので、周囲を一望できます。16世紀ごろに建てられた石造りの建物からは中世の香りを感じられるでしょう。建物内は空気がこもって暑いですが映像視聴もできます。入場ゲートから入って左側の部屋でも別の映像を見ることができます。
入場料は100ペソです(2025年5月現在)。
アメリカ地域で最初の聖堂と言われているこの建物も必見です。西洋風の聖堂のサイドには小部屋があり、テーマごとの展示もされています。英語での音声ガイド付きのチケットを買うことができます。
ドミニカ共和国の父と呼ばれる人物、フアン・パブロ・ドゥアルテの家があった建物をみることができます。残念ながら当時の建物の大半は火事で焼けてしまいましたが、改装されて展示室が設けられています。入り口からガイドさんが案内して回ってくれます。ドミニカ共和国独立の歴史を模型や当時の部屋などと共に楽しめます。
お次はここ、ドミニカ人博物館。ドミニカの歴史をスペイン人が来る前の時代から細かく展示しています。先住民族タイノ人の時代をよく知ることができます。小さいながら日系移民のパネル展示もありました。下の写真はスペイン人が先住民や連れてきたアフリカ人の奴隷に使っていたとされるものです。
こちら、ソナ・コロニアル内にあるお土産屋さん。キーホルダーなどの小物系からドミニカ産葉巻、ラム酒、カリブ海の宝石と呼ばれる明るい青色の石、ラリマーのアクセサリーなど多様な品揃えでした。ラリマーは恋人や家族などに渡すと喜ばれると思います!
こちらはドミニカのカカオ製品を試食、購入できるお店。チョコレートやホットチョコレート(日本で言うココアのようなもの)が試食できて、どれも美味しすぎる!カカオ豆や様々なカカオの加工品が手に入ります。
ドミニカのお酒、ラム酒を販売しているお店で、ラム酒の製造に必要な古い道具が展示されています。ラム酒がサトウキビからできていることを、皆さんご存知ですか?え!?と驚かれる方もいるかもしれません。このお店では、いろいろなタイプのラム酒を売っていました。写真のラム酒スプレーを口に吹きかけてくれましたが、すごく強いお酒でした。スプレー型のお酒も珍しいですよね。
王室博物館でも島の歴史や文化的な伝統品などの展示を見ることができます。思ったより広く、ゆっくり展示を楽しめると思います。馬車の展示などがありました。
祖国のパンテオン、国立神殿とも訳せるこの場所はドミニカ独立の英雄たちの遺骨が収められています。たくさんの国旗と名前の入った墓標、軍隊のような警備員もいて、その厳正な雰囲気からはドミニカ人の高い愛国心を感じることができます。
最後に、エル・コンデ通り。歴史地区の中心を横断するこの通り沿いは、路上でお土産を買うことができます。この通りは車が通れないため観光客がたくさん訪れ、写真のコロンブス公園は最もにぎやかな場所となっています。
いかがでしたでしょうか?今回は、ドミニカ共和国のサントドミンゴの歴史観光について紹介いたしました✨ドミニカに行きたくなった方は、ぜひドミニカ特集ページをご覧ください。
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