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太陽と月のピラミッド!テオティワカン遺跡

メキシコのテオティワカン遺跡

今回はメキシコシティからバスで行ける、壮大なTeotihuacan(テオティワカン遺跡)について実際に行ったスタッフがご紹介したいと思います。

メキシコシティ中心部から約40km、車で1時間ほどの距離にあるテオティワカン遺跡。海外からの観光客はもちろん、メキシコ人にも人気の場所です。

4~6世紀に最盛期を迎えたアメリカ大陸最大規模の古代都市遺跡をぜひご堪能ください。

 

目次

ケツァルコアトルの神殿へ

まず最初に訪れたのは「ケツァルコアトルの神殿」。この神殿には、羽毛の生えた蛇の神「ケツァルコアトル」の彫刻がたくさん施されています。

羽毛の生えた蛇の神といえば、マヤ文明にも「ククルカン」がいます。異なる場所、異なる文明なのに、同じ姿の神がいるのは興味深いですね!テオティワカンは、遠く離れた地域のマヤ文明に影響を与えた可能性もあると言われています。

ちなみにこちらの神殿、ティオティワカン遺跡で唯一登ることができるのですが、意外と高さがある…。手すりもないので、降りるときは特にお気をつけください。

テオティワカン遺跡のケツァルコアトルの神殿

ジャガーの宮殿とケツァルパパロトルの宮殿

ここには色鮮やかな壁画がいくつも残っています。太陽の光が当たらなかったことで、こんなにも綺麗に色が残るのかと感動すら覚えるはず。

少しずつ違うジャガーの顔もぜひ確認してみてください。

テオティワカン遺跡のジャガーの宮殿

宮殿を抜けると月のピラミッド

宮殿を抜けて最初に目に入るのは「月のピラミッド」。

ティオティワカン遺跡全体を眺められる位置に建てられています。この大きさ、伝わりますでしょうか?

月のピラミッドから「太陽のピラミッド」まで続く大通りは「死者の大通り」と呼ばれ、約4km続きます。道にはお土産がたくさん売られているので、退屈せずに歩くことができます。

 

テオティワカン遺跡の月のピラミッド

そして太陽のピラミッドへ!

最後にご紹介するのは、ティオティワカン遺跡のハイライト「太陽のピラミッド」!ティオティワカン遺跡でもっとも大きいピラミッドで、その高さは約65mとスケールが桁違い。なんと世界で3番目に大きいピラミッドなのだそうです。

大きすぎて、かなり後ろに下がらないとカメラに入りきりません。

このピラミッド、生贄の儀式の跡や地下に水銀を含む水路や空洞があることが発見されており、かつて重要な宗教的儀式に使用されていたと考えられています。

テオティワカン遺跡の太陽のピラミッド

いかがでしたでしょうか?

神秘に満ちたティオティワカン遺跡。全体的に遺跡の状態もかなり良く、なによりピラミッドの壮大さが素晴らしいです。訪れる価値は十分あり!

皆さんも機会があればぜひ訪れてみてください。

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