メキシコのお酒といえばテキーラ!しかしもちろんそれだけではありません。
日本では「テキーラ=パーティードリンク」のイメージもありますが、実はメキシコでは少しずつ嗜む大人のお酒。ビールやワインももちろん好まれていますが、今回はTHE・メキシコのお酒を皆さんに知っていただけたらと思います。
遠く離れた異国のお酒について、6つご紹介します!ぜひいつか、本場に試しに来てください。
ソノラ砂漠に生育するリュウゼツランから作られる蒸留酒で、アルコール度数は40度から50度。特定のアガベ(アガベパシフィカ種)の糖分のみを用いて生産されています。1915年から約80年間、製造、販売、飲酒が禁止されている中、現地の人々の間でひっそりと生産・消費され続けてきた、なんだかロマンさえ感じるお酒です。
オアハカのいくつかの地域で職人的な方法で生産されるリュウゼツランの蒸留酒。その工程には、加熱、粉砕、発酵の段階が含まれます。最後に1〜7日間休ませた後、蒸留器に移され、瓶詰めされる前に1回以上蒸留したら完成。
テキーラと混同されがちですが、香りを嗅いだ時点でその違いがわかります。
テキーラは、リュウゼツランから抽出した果汁を発酵、蒸留して作られます。ハリスコ州、グアナファト州、ナヤリット州、ミチョアカン州、タマウリパス州で生産され、多くの従業員がその生産工程に関わっていることでも有名です。
値段の幅も広く、知れば知るほど奥の深いお酒。
チャランダはミチョアカン州のサトウキビ蒸留酒。50%のサトウキビジュースと50%の糖蜜を使用したサトウキビ蒸留酒であることが特徴です。発酵は3日間続き、その後二重蒸留を経てアルコール度数は70度に達します。しかし最後に、蒸留水で約35度まで下げられるためご安心ください。
ライシージャは植民地時代にさかのぼるリュウゼツランのお酒で、野生のリュウゼツランの発酵液と蒸留液から作られます。様々な風味を得るために原料を加えることもあり、ハリスコ州の16の自治体とナヤリット州の1つの自治体で生産されています。
ソトルはチワワ、コアウイラ、ドゥランゴに生育する1.5メートルのダシリリオンから作られます。この植物には、セレケまたはソトルと呼ばれるとげのある長い葉があり、成熟したこの植物から葉を切り離し、土窯に12時間入れた後、グラインダーで砕き発酵させることで完成します。
いかがでしたでしょうか?
テキーラ以外に聞いたことのあるお酒はありましたか?32州あるメキシコ。地域ごとの特徴や歴史があり、お酒にも伝統を感じられるのが面白い!
今回紹介したお酒以外にも、プルケなど有名なものがありますので、少しでもメキシコのお酒に興味を持つきっかけになれば嬉しいです。
もちろんビールの種類も多いので、メキシコにお越しの際はレストランや専門店でお気に入りを見つけてください!
Salud(乾杯)!!
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