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空中図書館とメキシコ国立人類学博物館

ヴァスコンセロス図書館と国立人類学博物館

今回はメキシコシティの観光では外せない!ヴァスコンセロス図書館と国立人類学博物館ついてご紹介します。

映画のような世界観、壮大な歴史。それぞれの魅力のごく一部をお届けしたいと思いますので、興味を持たれた方は是非実際に足を運んでみてください!

目次

SFのような空中図書館!

ヴァスコンセロス図書館は、2006年に開館した現代的なデザインの公共図書館です。巨大な本棚が複雑に吊り下げられており、まるで宙に浮いているかのよう!トリップアドバイザーの「死ぬまでに行きたい世界の図書館15」に選ばれたこともあり、さらに知名度が高まりました。

下から見ると、その迫力に圧倒されます。素晴らしい空間デザインもさることながら、図書館自体も広く、読書・学習スペースがたくさんあり、催し物が開催されることもあります。

ヴァスコンセロス図書館

国立人類学博物館へ

ここは、ラテンアメリカ最大級の博物館の1つで、メキシコの歴史や文化を学ぶことができます。
入館して驚くのはその広さ。22の常設展示室、2室の企画展示室、3つのホールがあります。

メキシコシティ国立人類学博物館

アステカのジャガーの像

アステカカレンダーと並んで印象的なのは、このアステカのジャガーの像。アステカ時代、ジャガーは太陽や夜と深く関わる神聖な存在でした。アステカの人々は、日が沈む=ジャガー(太陽)が休んでいると考え、再び太陽が昇るには、ジャガーが夜のうちに力を取り戻す必要があると信じていました。

アステカのジャガーの像

ジャガーの背中にある器は何のため?

これは、ジャガー(太陽)が力を取り戻すために必要な「血」を捧げるための器でした。
アステカでは、この器に生贄の心臓を捧げ、太陽が再び昇るよう祈っていたのです。

 

写真ではわかりにくいかもしれませんが、この器、かなり大きいです。この器を心臓でいっぱいにするために、毎日どれだけの人々が生贄として犠牲になっていたかを考えると、何とも言えない気持ちになります。しかし、文明に触れるというのはそういうことで、立ち止まって歴史に思いを馳せる時間も良いものですね。

ジャガーの像にある器

いかがでしたでしょうか?

お天気を気にすることなく楽しめるのが屋内観光の魅力でもあります。今回ご紹介した2つは、館内にベンチも多く設置されているので、体力に自信のない方も安心です!

メキシコシティにお越しの際は、是非立ち寄ってみていただけたら嬉しいです。

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