旅のプロから学ぶ、中南米ガイド
【カンクン or メキシコシティ】どちらが魅力的？
今回は、メキシコのリゾート地カンクンに滞在した後、首都メキシコシティで暮らしたHISスタッフから聞いた、それぞれの都市の魅力をお届けします！
メキシコには32の州があり、街並みや文化、豊かな自然など特徴もそれぞれ。すべてご紹介したいところですが、まずは観光で立ち寄る方が多いカンクンとメキシコシティをご紹介したいと思います。
カンクンはビーチ以外にどんなものがあるの？メキシコシティは乗り継ぎ利用の予定だったけど、見どころってあるの？皆さんの疑問にお答えします。
目次
1. カンクンといえば、ビーチとセノーテ
「リゾート地の極み」といえるほどビーチを満喫できるのが、カンクンの最大の魅力！
なんといっても外せないのは、カリブ海の透明な海と白い砂浜。ビーチに寝そべりながら、ゆったりと贅沢な時間を過ごすことができます。本土の海もとても綺麗ですが、ムヘーレス島やコスメル島へフェリーで行くと、さらに驚くほどの透明度の海を楽しむことができます！カンクンや周辺の町から様々なツアーがありますので、スペイン語が話せない方も安心です。
「セノーテ」のことは、皆さんご存じでしょうか？
セノーテは、ユカタン半島に多く存在する、石灰岩地帯にできた天然の泉。マヤ語で「聖なる泉」や「命の水」を意味します。古代マヤ文明の人々にとって貴重な水源だった美しいセノーテは、実際に泳ぐこともできて神秘的な雰囲気を全身で感じることができます。
古代マヤ文明の遺跡もおすすめ！
忘れてはならないのがチチェン・イッツァ遺跡！
こちらは1988年に世界遺産に登録されたマヤ文明の遺跡です。なかなか覚えづらいチチェン・イッツァという名前は、マヤ語で「聖なる泉のほとりの水の魔法使い」を意味します。総面積は約1.5平方マイルと広いですが、ククルカンの神殿は一見の価値ありです！
カンクンの魅力、伝わりましたでしょうか？
カンクンでは、歴史と自然を楽しむ観光アクティビティも充実しています。遺跡ツアーに参加して古代マヤ文明の神秘に触れたり、オールインクルーシブホテルで贅沢な1日を過ごしたり……カンクンに行くだけで満足度120％になること間違いなし！
余談ですが、HISスタッフは安くて美味しいマンゴーにはまり、一生分食べ尽くしたと話していました。南国フルーツも是非お楽しみください♪
2. 首都メキシコシティは意外なほどに魅力満点
さて、続いてはメキシコシティに移ります。さすがの大都会、見るところも食べるものもたくさんあります！HISスタッフの最初の印象は、「自然が好きだからカンクンのほうが良いかも……」でした。そんな彼女がたった1週間でメキシコシティの虜になったというので、こちらの都市も侮れません。
メキシコシティに魅了される理由。そのひとつは、街歩きの楽しさにあります。お洒落なカフェやパン屋、レストランが立ち並び、朝から夜まで安全に散歩をすることが可能です。ちなみに、スタッフが住んでいたのはローマ地区。交通の便もよく、移動もラクラクです。
そして、道行くところにタコス、タコス、タコス！！
カンクンにももちろんタコスはたくさんありますが、メキシコシティのように屋台タコスがズラッと並ぶ光景はあまり見かけません。そして驚くことに、この屋台タコスが安くて美味しい。毎日でも食べたくなるそのお味を是非試してみてください！
芸術、食、文化、遺跡。すべてが揃う大都市！
メキシコシティ周辺の観光地は、ソカロ広場やテオティワカン遺跡、チャプルテペック城、水上庭園ソチミルコなどなど。大きな市場でカラフルな雑貨や現地の人々の暮らしを眺めてみるのもおすすめです。
美術館や博物館もたくさんあるので、アート好きや歴史好きにはたまりません！日本と比べて入館料も安いので、いくつか回ってみるのも楽しいと思います。
いかがでしたでしょうか？
メキシコには数多くの魅力的なスポットがありますが、今回は観光地として圧倒的な人気を誇るカンクンとメキシコシティをご紹介しました。メキシコシティは日本からの直行便もあり、初めてのメキシコ旅行という方も安心です。
ゆっくり時間をとって、2都市を制覇するのももちろんおすすめです。憧れのカリブ海と活気あるメキシコシティを次の旅行先の候補に加えてみるのはいかがでしょう？
カンクンで「非日常」を満喫したくなったら
コチラのツアーがおすすめ！
個人で効率良く周るのは難しいセノーテとピンクレイク、チチェン・イッツァ遺跡を1日で楽しむオプショナルツアー！
メキシコシティの主要スポットを1日で周るなら
コチラのツアーがおすすめ！
メキシコシティ歴史地区をはじめ、空中図書館ヴァスコンセロスやテオティワカン遺跡など充実した内容に大満足。
ぜひ、HISのオプショナルツアーをご検討ください！