ボリビアは南米の真ん中に位置し、ブラジル、ペルー、チリ、パラグアイ、アルゼンチンの5か国と国境を接しています。ボリビアと聞くと高地のアンデス山脈のイメージがあるかもしれませんが、アマゾン熱帯雨林や湿地帯などの多様な自然が広がる国です✨
【ボリビアまでのアクセス】
日本からボリビアまでの直行便はなく、アメリカ(ロサンゼルス、ニューヨーク、ダラスなど)からサンパウロやリマといった南米の都市に入り、そこからボリビアのサンタクルスのビルビル空港まで入る、というルートが最もメジャーです。
日本からボリビアまでの所要時間は、乗り継ぎによっても変動しますが、一般的には約30時間~と言われています。
南米最貧国のイメージがあるボリビア。治安は大丈夫なの?と不安になりますが、なんと、夜に一人で出歩いても問題ないほど安全です!スリやひったくりも(ゼロというわけではないですが)中心地から外れた危ないスポットに行かない限りはほぼ大丈夫です。また、ウユニ塩湖のあるウユニ市に関してはかなり田舎なので騒がしさもなく、夜に出歩いている殆どが観光客という特徴があります。
ボリビアは9つの県から構成されてますが、皆様は全ての県をご存知でしょうか。ボリビアを構成する9つの県は以下の通りです。
・ラパス県・コチャバンバ県・パンド県・ベニ県・サンタクルス県・チュキサカ県・ポトシ県・タリハ県・オルロ県
天空の首都として知られるラパス、アマゾン熱帯雨林のあるベニ、ウユニ塩湖のあるポトシ、憲法上の首都、または白い都として知られるスクレがあるチュキサカ県が観光では有名です。ボリビア国内では、気候が穏やかで物価が比較的安く、食べ物が美味しいコチャバンバ県が国内旅行に人気です。
ボリビアの食文化は、アンデスの伝統とスペインの植民地時代の影響から生まれた独特なスタイルが魅力的です。ジャガイモやキヌアと言った高地ならではの食材が使われ、肉料理からスープまで多彩。山岳地帯ではボリュームのある食事、アマゾン地方では魚料理や、トロピカルフルーツを楽しめます。
【サルテーニャ】日本人にも親しみやすい味で、ボリビアを代表する軽食のひとつであるサルテーニャ。見た目はパンのようですが、中にはジューシーなお肉、野菜、オリーブ、卵などが温かいスープと一緒に入っています。甘口の生地とピリ辛な具材の相性はバツグンで、ボリビアを訪れるなら是非一度味わいたい一品です。
ボリビアにお越しの際にウユニ塩湖に行かない人はほぼゼロといっても過言ではないと思いますが、トランジットの際に必ず経由するのにスルーされてしまいがちなラパスの観光。それ、実は本当にもったいないんです!ラパスには観光スポットが盛り沢山で、一日や二日では周りきれないのですが、今回はその中でも厳選したスポット/アクティビティを4つ紹介していきます
ラパスでは、世界でも珍しい都市型ロープウェイのテレフェリコに乗って空を飛ぶような体験ができます。
標高3600メートルのすり鉢状に広がる景観を楽しみながらの空中散歩はまさに唯一無二!昼間は迫力満点の景色、夜には暖色系の光が広がる美しい景色が楽しめます。運賃も初乗り3ボリビアーノ(約0.5ドル)、乗り継ぎ1.5ボリビアーノ(約0.2ドル)と、非常にリーズナブルなので、何線も乗り継いで路線によって全く違う景色を楽しむのもおすすめです!テレフェリコは市民の足であると同時に観光客に大人気の観光アクティビティ&動く展望台となっています。
ラパス中心地から車で約1時間半、標高3800メートルの高原に広がるティワナク遺跡は、インカ帝国よりもはるか昔にアンデス文明を築いた神秘の都です。紀元前に栄えた高度な文明の跡には、一枚岩の太陽の門、無数の顔が突き出た半地下神殿、巨大な石像が残り、その石組みは今でも謎に包まれています。
世界遺産にも登録されているこの遺跡はかつて5万人が住んでいたとも言われ、ボリビアのアンデスの古代文化を肌で感じることができます。ラパスの街歩きとセットにしても、1日でコンパクトに観光を楽しむことができますよ。
ラパス旧市街にあり、ちょっと怪しい雰囲気が広がる魔女市場。ボリビアの伝統と信仰を間近に感じられるユニークな場所です。薬草やお守り、リャマの胎児のミイラなどが売られており、アンデスの人々が信じる精霊信仰の世界を垣間見ることができます。独特な雰囲気とカラフルな店先は少し散策するだけでもワクワクしますよ♪
またすぐ近くにあるサガルナガ通りには手工芸品や民芸品が集まり、お土産探しにもぴったり!そしてサガルナガ通り沿いにあるサンフランシスコ教会は美しいバロック様式の教会で、内部の装飾も必見です!魔女市場に行けば近隣にある観光スポットも一緒に楽しめるのでおすすめです。
ラパス中心地から車で約30分ほどの場所にある月の谷。まるで月面にいるような景観が広がることかからその名がつけられました。雨や風の浸食によって長い年月をかけて形造られた岩の柱や尖塔は、まるで別の惑星を歩いているかのようです。
月の谷の中にはいくつかの散策コ-スが整備されていて、歩きながら奇岩の造形を間近で観察したり、写真撮影をしたりできます。中心地からも近く、半日観光にもぴったりのスポットです!
いかがでしたでしょうか?今回はボリビアの基本ガイドを紹介いたしました✨これを読みボリビアに行きたくなった方は、ぜひボリビア特集ページをご覧ください。
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